テクノロジーによる業務の自動化は、多くの業界で当たり前になりつつありますが、セルフストレージ業界も例外ではありません。業務を部分的に自動化するか完全自動化を目指すかで悩んでいる方は、セルフストレージ事業の完全自動化が近い将来必要になる理由を紹介した本記事を読んで、ぜひ今後の参考にしてください。

テクノロジーによる業務の自動化は、セルフストレージ業界でも一般的になってきており、多くの企業がオンライン予約を開始したり、各ユニットの自動施錠を採用するなどして店舗や業務の一部を自動化しています。中には、完全自動化を実現して無人での運営を実施している企業もあります。今回は、セルフストレージ事業での将来的な完全自動化の必要性について説明します。
なぜセルフストレージ店舗の自動化が必要なのか?
新型コロナウイルスは世界経済を一変させました。セルフストレージ業界でも、多くのユニットを利用してもらえるように企業がこれまで以上に運営費用を削減したり、既存顧客を何とか維持するためにクリエイティブかつ実現可能な方法を模索しなければならない状況にあります。そんな中で自動化の技術は、この業界に多くのメリットをもたらすでしょう。
自動化の主なメリット
- 顧客が期待するサービスを提供できる。現代のビジネスにおいて、自動化が大きな役割を果たしていることは周知の事実であり、顧客はサービスを提供する企業に対して自動化による利便性を期待し始めています。だからこそ、顧客が自身の都合に合わせてオンラインでユニットを予約できたり、施錠や開錠を簡単にできるようにする必要があるのです。
- 防犯性の向上。従業員がいない店舗は侵入されやすいと思われがちですが、必ずしもそうではありません。例えば、スマートエントリーシステムなら、ユニットのドアを閉めたときに内側から自動施錠できるので、外部からの侵入を防ぐことができます。共連れのような犯罪行為は防ぎにくいですが、自動施錠によって泥棒がユニットに侵入することは防げます。また、顧客向けの自動化されたウェブアプリを使えば、Bluetooth技術を使って入口を開錠したり自動的に施錠したりすることができます。
- 一般諸経費の削減。自動化によって、一般諸経費が大幅に削減されたり、実質的にゼロになる経費もあります。まず、店舗を管理する管理者や従業員が不要になるため人件費が削減されます。建物にかかる費用も、大きな事務所や従業員専用のエリアやトイレなどに投資する必要がなくなるため、それらにかかる広いスペースは必要なくなり、結果的に更なる経費削減が実現できます。
- 在宅勤務。 完全自動化の大きなメリットは、緊急時やメンテナンスなどが必要ない限り、従業員がその場にいる必要がないことです。クラウドベースの自動化なら、支払いを滞納している顧客をユニットから締め出したり、新規顧客のためにユニットを自動で開いたり、ゲートやドアなどのセキュリティ機能を提供したりすることができます。
新型コロナウイルスとセルフストレージの自動化
パンデミック以来、ほぼすべての業界で他者と接触せずにビジネスを維持する方法を模索してきました。セルフストレージ業界でも、顧客がユニットを予約し、チェックインし、所有物をユニットに移動し、チェックアウトするまでに、他の人と接触せずに済む方法が求められますが、自動化ならその実現が可能なのです。
Storeganiseならセルフストレージ店舗の自動化が可能
利用価値の高い自動化ツールを活用すれば、セルフストレージ店舗を自動化することは、実はとても簡単です。Storeganiseは、ビジネスを自動化するための機能がいくつも備わっている素晴らしいプラットフォームです。
顧客向けのウェブアプリと事業者が使うオペレーションアプリを使うことで、予約のプロセスを自動化したり、物流と在庫管理を行えるので、どこにいても業務を行うことができます。また、カスタマイズもできるので、自社ブランドに合わせたデザインにすることも可能です。 セルフストレージ店舗の自動化について詳しく知りたい方は、お気軽にUnwired Logic (info@unwiredlogic.com)までご相談ください。