
セルフストレージ企業は、市場の拡大にともない競争が激化するなかで競合他社と差別化を図る必要があります。その方法の1つとして注目すべきは、運用や業務のデジタル化です。デジタル化することで、どこにいても仕事ができるようになりますし、業務効率も上がります。顧客自身が問い合わせ方法を選択できるようにすれば顧客満足度を向上できますし、ひいては収益増加へとつながります。さらに企業にとっても、業務の効率化やリモートワーク導入が可能になります。今回は、このコロナ禍で特に注目されるようになったリモートワークについてお話しします。リモートワークを取り入れるには、テクノロジーの導入だけでなく、チームの管理方法や仕事の進め方も変えていく必要があります。
良い例が「脱ハンコ」です。オンラインによる承認方法やそのメリットを考えてみましょう。こんなにもオンラインでできることが増えた今の時代に、わざわざ紙の書類を印刷して、関係者らがハンコを押すための押印欄を設けて、承認印をもらうために何人もの人たちの間でその紙を回覧するのは、はっきり言って時間と労力の無駄です。心当たりがある人もいるのではないでしょうか。
仕事の仕方を整理することは、業務工程を見直す良い機会です。今あるその工程は本当にすべて必要なものでしょうか?工程が多ければ良いというわけではありません。シンプルでより少ない工程で業務が完了するように業務工程が整理されていることが重要なのです。業務工程を見直すことで、本当に必然で価値がある作業だけを行える環境が整い、業務効率化に繋がります。
またビジネスにおいて、客観的なデータによる管理がこれまで以上に重要になっています。自社のビジネスが正しい方向に進んでいるかを確認するには、どんな物差しで測定すればいいのか、測定する上で何が重要かを理解しておく必要があります。そして、いくつかのKPIを特定した上でレポートとして出力し、データを分析しましょう。何時間も会議室でただ話し合うだけで何の収穫もないのでは意味がありません。コラボレーションツールをうまく活用し、適切な人に適切なタスクを必要な時に割り当てることが重要です。対面での打ち合わせがあまりできない今だからこそ、十分なコミュニケーションを行える環境を用意したいものです。
Unwired Logicでは、以前からオンラインによる契約へ移行し、スタッフがリモートで効率的に仕事ができるように様々なコラボレーションツールを活用しています。リモートワーク導入やデジタル化についてご相談やご質問がございましたら、いつでもお気軽に Unwired Logic info@unwiredlogic.com までお問い合わせ ください。