
顧客満足度を高める対話型サービスを提供するZendeskとアプリを連携して、あなたのビジネスによりマッチしたカスタマーサポートシステムを構築し、ビジネスに最大限に活用しましょう。SlackやSalsforceなどのビジネスチャットや顧客管理システムと連携すれば、部門別の情報管理によって生まれていた二重、三重の情報管理から開放されます!Zendeskのアプリ連携で、一貫性のあるコミュニケーションを手に入れましょう。
お問い合わせの多い、ZendeskとSlackの連携方法を図解で解説していきます。
顧客満足度を高める対話型サービスを提供するZendeskはSlackやSalsforceなどのビジネスチャットや顧客管理システムと連携可能です。
生産性を高める1,000以上のアプリと連携可能なZendesk。アプリを連携させると、双方でチケットの内容をシームレスに共有できるメリットが生まれます。業務効率を高める選りすぐりのアプリの中でも、多くの企業で選ばれているのがチームコミュニケーションツール「Slack」です。SlackはZendeskと外部連携させることで顧客からの問い合わせをSlackで受け取ることができ、Slackのチャット機能を問い合わせに活用することもできます。今回はこのSlackを例に、Zendeskのアプリとの連携について紹介します。
| ZendeskとSlackの連携によって実現すること
ZendeskとSlackを連携させると、Zendesk Supportのチケットの受信や新規チケットの作成、社内のコメントやメモのZendeskへの投稿などをSlackから直接行えるようになります。Slackのビジネスチャット機能は、チャネルによってトピックスごとにメッセージやメンバーを整理して設定することができ、社内外を問わずにやり取りできる高度なコミュニケーションで、チケットのクロージングをサポートします。
| ZendeskとSlackの連携手順
ZendeskとSlackの連携は驚くほどシンプルで簡単に設定できます。以下に最もシンプルな設定方法を紹介します。
| SlackにZendeskを追加
以下の流れに従って、SlackにZendeskを追加してみましょう。
【Slackでの設定】
1.Zendeskと連携させたいチャネルが作成されていることを確認。
2.Slackの左列メニューの中にある「App」をクリックし、検索窓口で「Incoming Webhook」を検索し(あるいはアプリ一覧から選択し)、インストール。


3.「Incoming Webhook」の「Slackに追加」をクリック。

4.「チャネルへの投稿」にある「連絡チャネル」を選択>「Incoming Webhook インテグレーションの追加」をクリック(URLがコピーされます。このURLはこの後のZendeskでの設定で貼り付ける作業があります)。

【Zendeskでの設定】
1.「歯車の管理アイコン」>「設定」で「拡張機能」を選択 >「ターゲットを追加」を選択。

2.「追加するターゲットを選択」の中から、「HTTPターゲット」を選択。

3.「HTTPターゲット」の以下を入力。
・タイトル…(任意のもので可)を入力。
・URL…Slackの設定④でコピーしたURLをペースト。
・方法…「post」を選択。
・コンテンツタイプ…「JSON」を選択。
・(画面右下の)「ターゲットの作成」>「送信」をクリック。

4.「拡張機能」>「ターゲット」にSlackが追加されました。
| Zendesk Supportの設定
次に、Zendeskで新規チケットを作成した場合にSlackで通知を受ける設定を行います。以下の流れに従って、Zendeskの設定を行いましょう。
【Zendeskでのトリガの設定】
1.「歯車の管理アイコン」>「ビジネスルール」で「トリガ」を選択>「トリガを追加」を選択。

2.「Slack連携|新規チケット通知」の以下を入力。
・「トリガ名」と「説明」を入力。
・「条件」を画面の通り「チケット=作成された」を選んで設定し、「条件を追加」をクリック。

3.「アクション」で「ターゲットに通知」「チケット連携@slack」を選択し、「JSONボディ」にSlackに通知される文言を入力したら、「保存」をクリック。設定自体はこれで完了です。

4.Zendeskで新規チケットをテスト作成し、Slackのチャネルに通知が届くか確認しましょう。
| さらに細かなカスタマイズも可能
今回は多くの企業で活用されているZendeskとSlackの連携を例に、最もシンプルな設定の手順を紹介しましたが、他にも通知が必要なチケットのみSlackに通知する設定を行えるなど、さまざまなカスタマイズも行えます。
このような自社のサービスに合わせたカスタマイズを行うことによって、カスタマーサービスの生命線ともいえる顧客のリクエストの見逃しを無くし、必要な情報をいち早くお届けし続けることができます。一方、コールセンターのスタッフがブラウザを切り替えながら複数の管理データを見なければならないような情報把握や社内確認のために時間がかかってしまうといった業務負荷は一切なくなるでしょう。
| まとめ
Zendeskに連携できるアプリは1,000以上ありますが、いずれも今回紹介したような簡単なステップで設定できます。
マーケティング力を高めたい、予約にまつわるシステムの利便性を向上したいといったビジネスの成長に関する課題から、スタッフの業務負荷を減らしたい、顧客対応に注力できる環境を整えたい、人件費削減を検討したいといった事業維持にまつわる見直しまで、さまざまな課題がアプリ連携によって解決できる場合もあります。
あらゆるツールと連携でき、拡張できることが強みのZendesk。既にお使いのツールとの連携も含めて、Zendeskについて不明な点があればUnwired Logicにいつでもお問い合わせください。豊富な導入実績をもつ専門のコンサルタントがお応えいたします。